久々に足がつってしまった。3時間半ぶっ通しでバスケをやったせいだ。
終了間際に両足のふくらはぎがピキーんと固くなった。
コートの端の方で両足をさすりながら、横たわった。
両足からドクンドクンと脈打つ鼓動が聞こえてくる。足が生きていると感じる不思議な感じ。
思えば、俺の足はずっと頑張っていると思う。ずっとバスケを続けてきて、無茶な動きに
反応してくれて、それでも大きな怪我もせず思うように動いてくれる。
ありがたい。
ジャンプ力も人より低く、脚力も人並みで、走力も遅い方だけど、
動いてくれる自分の足に感謝したいし、俺は自分の足が好きだ。
漫画のリアルに主人公の清春が足を失うシーンがあるがとても泣けた。
それを見たせいかもしれないが、すごく自分の足を褒めたくなった。
もう少しバスケを続けたい。俺の足よ、もうちょっと頑張ってくれ。